日本戦先発の王建民「全員が要注意」

 「WBC・2次ラウンド1組、日本‐台湾」(8日、東京ド)

 元ヤンキースのエースで06、07年にメジャーで2連続19勝したWBC台湾代表の王建民が7日、東京ドームで調整し、先発予定の8日・日本戦に向けて戦闘モードに入った。

 「日本はいいチーム。代表チームなんだから、全員が要注意選手だよ」

 6日の日本対キューバ戦をテレビ観戦し、イメージは膨らませてある。1次ラウンド初戦のオーストラリア戦では打たせて取る投球で6回61球で無失点。宝刀の高速シンカーを低めに集め、ゴロの山を築いた。日本戦でも「低めに集めてボールを動かしたい」と、神髄を見せるつもりだ。

 謝長亨監督は「5、6回は投げてもらいたい。そうすれば台湾に勝つチャンスがくる」と期待する。日本投手陣を「彼らはみなレベルが高く、多くの点を取ることは難しい。投手陣は1点でも少なくする必要がある」と評価するだけに、王建民に求められる責任は大きい。

 「日本の選手をリスペクトしている。ベストを尽くすよ」と王。台湾が誇るメジャー61勝右腕が、日本に立ちはだかる。

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