侍先発能見が押し出し四球で降板

3回台湾1死一、三塁、ホウ・セイビン(23)に死球を与え、悔しそうな表情を浮かべる日本・能見篤史=東京ドーム(撮影・西岡 正)
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 「WBC・2次ラウンド、台湾‐日本」(8日、東京ド)

 侍ジャパン先発の能見がまさかの背信投球。三回途中、押し出し四球で先制を許し途中降板した。

 一回は3者凡退、二回は連打を浴びながらも無失点に抑えたが、三回に悪夢が待っていた。先頭の郭嚴文に右中間を破る二塁打を与え、犠打で1死三塁。続く林哲エンに四球、彭政閔には死球で1死満塁とピンチを広げた。4番の林智勝は一邪飛に打ち取ったものの、5番指名打者の周思齊にカウント3‐1から押し出しの四球を与えた。

 山本監督は、ここで2番手・摂津を投入した。なお2死満塁の危機はを林泓育を空振り三振に仕留めて切り抜けた。

 東尾・投手コーチは先発の能見について、「自分のペースをつかみきれなかったね。やっぱり緊張しちゃったかな。まあ、この状況で緊張するなという方が無理なのだろうけど」と話した。

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