浩二監督、同点打の井端に「さすが」
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「WBC・2次ラウンド、台湾3‐4日本」(8日、東京ド)
延長十回、死闘を制した山本浩二監督はお立ち台で安どの表情を浮かべた。
「よく粘ってくれました。最後の最後に粘ってタイムリーを打った井端。さすがですね。本当にあの場面で打てるというのは精神的に強いですね」と、まずは2‐3で迎えた土壇場の九回、2死二塁から中前に同点の適時打を放った井端を称(たた)えた。
延長十回に決勝の犠飛を放った中田については「彼の思いきりのよさが出た。ずっとこの大会では振っていたので、最低外野フライは期待していた。ベンチ全員で戦った」と話した。
決勝犠飛の中田は「気持ちでとにかく打ちました。本当にすごくチャンスをつぶしていたので、チームとファンに申し訳なかった。それでもチャンスで回してくれる先輩方に、何としても打ってやろうと思った」と振り返った。