2番・井端が決意「必死に勝ちにいく」
「WBC・2次ラウンド1組2回戦、日本‐オランダ」(10日、東京ド)
井端(中日)はオランダ戦での必勝を固く決意した。8日の台湾戦では、1点を追う九回2死二塁の場面で値千金の同点適時打。がけっぷちの日本を救ったが「オランダ戦は必死に勝ちにいきますよ。明日負けたら、昨日の勝ちが消えちゃうんで」と気持ちを引き締めた。
この日は東京ドームの練習には参加せず、宿舎で静養に努めた。台湾との激闘について「同点タイムリーを打った後、球場全体からのスタンディングオベーションは鳥肌が立ちました」と振り返ったが、気持ちは次なる戦いへ向けられていた。
宿舎でオランダ投手陣の映像を分析。2番で出場する一戦へ、入念に準備を整えた。「状態はいいんで、いい場面でしっかり仕事したい」。頼れるベテランが、決勝ラウンドへの扉をこじ開ける。