「ＷＢＣ・２次ラウンド１組１、２位決定戦、日本‐オランダ」（１２日、東京ド）

　日本代表・山本浩二監督（６６）は１１日、１位決定戦（１２日・東京ドーム）は不振の長野や出場機会の少ない選手を優先的に出場させる考えを１１日、示した。練習を行った東京ドームで「スタメンは変わるよ。（出るのは）長野とかな。慎之助（阿部）はＤＨ」と明かした。

　１位決定戦では出場機会の少ない本多や銀仁朗らの先発が有力。立浪打撃コーチが「調子を上げてもらわないと困る」という長野も、スタメンでの出場が濃厚だ。

　ただ負けるわけにもいかない一戦だ。１位通過なら準決勝は１７日。２位通過なら１８日となり、１９日の決勝は連戦となる。できれば１位通過で米国へ向かいたいところだ。

　指揮官は「メンバーは変わっても、それなりの気持ちを持っている選手ばかり。そのメンバーで勝ちにいく」と気持ちを高めた。