プエルトリコ歓喜!米国撃破で4強進出
「WBC・2次ラウンド2組敗者復活2回戦、米国3-4プエルトリコ」(15日、マイアミ)
ライバルの米国を破ったプエルトリコは、初の準決勝進出に喜びもひとしお。選手はマウンド付近で折り重なって倒れ込んだり抱き合ったりと、思い思いに喜びを爆発させた。
マイナー選手中心の投手陣が、米国を3点に抑えた。6回を2安打無失点の先発N・フィゲロアは今季、キャンプに招待選手で参加し、メジャー昇格を狙う右腕。「前評判の低さがモチベーションになった」と、番狂わせを演じる好投に会心の笑みを浮かべた。
過去2大会は2次ラウンド止まり。今回のメンバーにはメジャーの大物は少ないが、その分チームがまとまり、小技を交えながら着実に勝ちを拾ってきた。さらなる大舞台で実力を示す機会を得たロドリゲス監督は「プエルトリコとラテンアメリカの誇りを持ってサンフランシスコに向かう」と誇らしげに話した。