「2番」井端で崩す!練習で柵越えも

 「WBC準決勝、日本‐プエルトリコ」(17日、サンフランシスコ)

 決勝トーナメント進出へのキーマンとなった井端弘和内野手(37)=中日=は、「2番・DH」でプエルトリコ戦に臨むことが決定的だ。打席に専念し、日本を窮地から救った打撃技術を最大限に生かす。

 「オーダー?決まってるよ。言わないよ」。山本監督は口を固く閉ざしたが、腹は決まっている。2番に井端を置いて、好調の鳥谷と職人・内川の1、3番で挟む。

 この日の打撃練習でも快音を響かせた。圧巻の一撃は左翼方向へ。ポールまで103・3メートルある広い左翼スタンドに柵越えを放り込んだ。

 「きょうはあれだけで満足です。打球が飛ぶ?ボクが飛ばしているんです」。いたずらっぽくほほ笑んだ。

 気分よく最後の練習を終えた。そして切り替えた。本番はどんな打球でもいい。結果がすべて。その技で、強敵を切り崩す。

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