内川、泣きながらブログ書いた
WBC準決勝で敗退し19日に帰国したソフトバンク内川が約1カ月ぶりに公式ブログを更新、ファンからの励ましに泣いたことを明かした。
内川は準決勝プエルトリコ戦八回の走塁死で戦犯扱いもされたが、帰国すると球団事務所に電話やメールなどでの激励250件以上が寄せられていることを知った。
そのことが内川にブログへの書き込みを思いたたせたのだろう。2月22日以来の更新は20日午前0時9分。
「19日の夕方に無事帰国しました」との報告から始まり「3連覇のかかった大会を自分のミスで終わらせてしまって申し訳ない気持ちと取り返しがつかないことをしてしまったとの気持ちが強くて涙を流してしまいました。2連覇に貢献した選手の方々や監督、コーチ、チームメート、応援してくれたファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。
その上で「ただ、球団やブログにも沢山のコメントを頂きまして本当に励まされました。正直、また泣いています」と打ち明けた。
「皆さんが、こんな気持ちを持ってくれているのに僕一人が落ち込んでるのは逆に失礼なんじゃないかと思わされてます。しっかり気持ちを切り替えて元気な内川聖一をお見せできるように頑張ります」と誓った。
帰国直後の深夜、体も心も疲れ切った内川が、声援を送ってくれたファンになんとか応えようと、気力を振り絞って、涙を流しながら書き込んだ様子が思い浮かべられる。