井端シーズンでもベストナイン獲る
第3回WBCの主催者は20日(日本時間21日)、大会取材記者とファンの投票による「オール・WBC・チーム(ポジション別優秀選手)」を発表し、準決勝で敗退した日本からは指名打者(DH)部門の井端弘和内野手(37)=中日=と前田健太投手(24)=広島=の2人が選ばれた。
井端は打率・556、4打点をマークした。準決勝に先発した前田健は、計15回でわずか1失点。18三振を奪い、防御率0・60だった。
優勝したドミニカ共和国からは大会の最優秀選手(MVP)に選ばれた二塁手のロビンソン・カノら最多の5人が選出された。
指名打者部門で選出された中日・井端は、2次ラウンドMVPに続く栄誉となった。「まさか、です。もう日本に帰ってきていますし、シーズンに頭を切り替えているので…」と驚いた。それでも「シーズンでもベストナインを取りたい。体力、気力を充実させて、開幕に向かっていきます」と、この勢いをシーズンにつなげていくつもりだ。