ソフトバンク・藤井が侍J相手に3回無失点「しっかり投げきれた」予備登録については「相談しながら」

 力投する藤井(撮影・吉澤敬太)
 3回、一飛に倒れる村上(撮影・金田祐二)
 1回、見逃し三振に倒れる山田(撮影・吉澤敬太)
3枚

 「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023、日本代表-ソフトバンク」(26日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 今季から先発に転向するソフトバンク・藤井皓哉投手が侍ジャパン打線を3回無失点に抑えた。

 粘り強かった。立ち上がりから毎回走者を出し、二回には1死満塁のピンチを背負った。しかし9番・西川を一ゴロに片付け、1番・山田はスライダーで見逃し三振に仕留めた。

 登板後は「塁上をにぎわせた」と苦笑いしつつも、「その中でもゼロで抑えられたのは良かった」とうなずいた。この日打たれた4安打のうち、キャンプで取り組んでいるカーブで3安打されたことを反省点に挙げたが、150キロ超を連発した直球には「しっかり投げきれた」と手応えをつかんだ様子だった。

 藤井は侍ジャパンの予備登録メンバーに名を連ねている。追加招集の可能性を問われると「(現状)体に関しては問題ないが、そこは相談しながらやっていきたい」と話すにとどめた。

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