ダル手応えアリ 2度目のライブBP登板で快投ショー
「侍ジャパン強化合宿」(26日、宮崎)
“事前”試合を見ようと、スタンドは大観衆で埋まった。ダルビッシュ有投手(36)が26日、2度目のライブBPに登板し手応え。「最後の方は指先にかかる感じもあったのでよかった」。インターバルを意図的に取り入れた2イニング。繰り広げられたのは、安打性の打球を2本に抑える快投ショーだった。
打者5人と対する中で、最大の見せ場は山川との初対決。2球で追い込むと、1ボールを挟み、最後はスライダーで空振り三振。固唾(かたず)をのんで見つめたスタンドは大きな歓声が上がった。
3月2日に中日と合同で行う対戦形式の練習に登板し、本戦では10日の1次ラウンド・韓国戦に向かう予定。「どこにでも対応できるように」。例年とは違う難しい調整の中で、経験と感覚を信じて準備を進めていく。