「侍ジャパン強化合宿」（２７日、宮崎）

　侍ジャパンの強化合宿が打ち上げとなった。

　投手陣はダルビッシュを中心に、結束力が高まった。合宿序盤に話題を集めた「宇田川会」。この日も投手陣がサブグラウンドで、オリックス・宇田川優希を中心にスマホで集合写真を撮影する様子もみられた。

　オリックスの同僚、山本由伸は合宿で印象に残ったことを問われると、「宇田川が人気者になったこと。オリックスでも宇田川は、みんなから好かれてる。代表でも力発揮されてて嬉しい」と笑みを浮かべた。

　合宿序盤は緊張で萎縮していた宇田川だが、ダルビッシュの配慮もあり、すっかり溶け込んだ様子。本人は「いろんな選手の取組を学べましたし、選手に話しかけたりして、プレー以外でもできるようになり、良かったと思います」と笑い、ダルビッシュにも感謝。「小学生の頃から見ていて憧れ。今は頼りがいのある先輩。僕が話しかけられなかったので、自分がどんどんいけるように、話ふってくれたり声かけてくれたり、嬉しかった」と、振り返った。

　１７日から始まった合宿。調整はもちろん、チームの一体感を高めるには十分な期間となったようだ。