追加招集のソフト・牧原大「正直迷った」「すごく不思議な気持ち」昨夜は眠れずに熟考し今朝決断
左脇腹の張りのため、WBC出場を辞退した米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手に代わり、侍ジャパンに追加招集されたソフトバンク・牧原大成内野手が1日、宮崎アイビースタジアムで行われたロッテとの「球春みやざきベースボールゲームズ」の試合後に取材に応じ、心境を語った。
多くの報道陣の前で「まだ(侍ジャパンの)チームに合流していないので実感はわいてない。楽しみな反面、正直不安も大きいです」と素直な思いを口にした。
牧原大が侍ジャパン入りの打診を受けたのは昨夜。チーム宿舎で藤本監督から直接告げられたという。「正直迷った」。一晩ほとんど眠れずに熟考し、今朝になって決断をした。
「正直、侍ジャパンに選ばれたこと自体も、思ってもいなかった。すごく不思議な気持ちです」。25、26日には宮崎でソフトバンクの一員として侍ジャパンの壮行試合に出場。佐々木朗から内野安打を打ち、宮城から適時二塁打を放つなど活躍した。中堅守備では超ファインプレーも見せた。「なんで自分が選ばれたのか分からないんで、代表に行ったら(栗山監督に)聞いてみようかな」とジョークを飛ばしたが、「どういう起用になるか分からないけど、与えられたところをしっかりできればいいかなと思います」と球界屈指のユーティリティープレーヤーらしく、内外野を守る覚悟を示しながら意気込みを口にした。今後は5日に侍ジャパンに合流する予定。
牧原大はその後、自身のインスタグラムとツイッターを更新し、「初めての侍ジャパン 初めてのWBC 色々悩んで家族とも話して出した結果 出場する事になりました!本当に今までに経験した事ないようなプレッシャーが待ち受けていると思います。ただこの素晴らしいチームでプレーする事を誇りに思ってしっかりと頑張りたいと思います!」とつづった。