大谷翔平 2本目の衝撃弾はバット折れていた…フルスイングでスタンドインに選手、コーチも唖然

 5回、3ランを放った後、ベンチに戻り折れたバットを見つめる大谷(撮影・吉澤敬太)
 5回、3ランを放った後、ベンチに戻り近藤(右)から折れたバット渡される大谷(撮影・吉澤敬太)
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 「カーネクスト2023 WBC強化試合、日本代表-阪神」(6日、京セラドーム大阪)

 大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場。三回のバックスクリーン弾に続き、五回には2死一、二塁の好機で左腕・富田から、2打席連続となる3ランを放った。どん詰まりの衝撃弾。実は…バットが折れていた。

 内角球をフルスイングした打球は、詰まりながらも中堅右へとんだ。スタンドインするとスタンドは騒然。歓声というよりも、どよめきが起こった。ダイヤモンドを一周した大谷を出迎えた山川からは苦笑いが浮かんだ。

 本人は「3-2まで粘って甘い球を前打席に続いて打てて良かったです」とサラりと振り返ったが、フルスイングの衝撃でバットは折れていた。白井ヘッドコーチがイニング間に「バットが折れていた」と証言。それでもスタンドインさせる技術、パワーも衝撃の一発となった。

 三回2死一、二塁の第2打席では、左膝をつきながら片手で中越えまで運ぶ3ラン。大谷は「時差ぼけで体調100%ではなく、甘い球を打ち損じるのは気になりますが、打ったのはスプリットで良いスイングができました」と、コメントも衝撃的だった。

 本塁打はカウントを追い込まれながら、低めの変化球を片手で拾うようにすくい上げると、中越えに運んだ。泳いだように見えたスイングながら衝撃的な一発に、スタンドは騒然。侍ジャパンの中村や源田は頭を抱えて驚いた。

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