侍決起集会 大谷が乾杯音頭「まずは阪神ボコボコに」→有言実行 締めあいさつはダル
侍ジャパンの豪華な決起集会の全容が明らかになった。世界一奪還に向けた全ピースがそろった5日の大阪の夜。大黒柱の2人でもある大谷翔平投手(28)が乾杯の音頭を、ダルビッシュ有投手(36)が締めのあいさつを担当。韓国焼き肉に舌鼓を打ち、さらに強固に結束した。
席順など全てがくじ引きで決まったという宴。中でも決起集会をまとめ上げる“大役”の座を射止めるのは誰か-。外れくじを引く選手が続出する中で、次第にくじは少なくなっていった。すると、少し遅れて会場入りしたダルビッシュがまずは大当たり。さらに続いて大谷が当たりくじを引き、奇遇にも大黒柱が音頭を取った。
乾杯の音頭を任された大谷。「まずは阪神をボコボコにしましょう」と短い言葉でナインを鼓舞した。6、7日の強化試合がチームにとって最後の調整時間で、メジャー組はようやく出場が可能になる2試合。船出に勢いをつけたかった。そして大きく盛り上がった会を、最後は最年長・ダルビッシュが強い言葉で締めくくった。
「メンバーも全員そろって、これからいろいろプレッシャーもかかると思いますけど、みんな力を合わせて世界一を目指して頑張りましょう」
絆と信頼が生まれた夜。ナインの士気を高めるには十分だった。