韓国代表 阪神に逆転勝ち 緻密!小技絡めて得点 ガンチョル監督「準備はできた」
「カーネクスト2023 WBC強化試合、阪神4-7韓国代表」(7日、京セラドーム大阪)
韓国代表が阪神に逆転勝ちした。バスターエンドランやセーフティースクイズと、小技も絡めて得点を重ねる緻密な野球を展開。イ・ガンチョル監督は「いい雰囲気で東京に行ける。起用していなかった選手も使えて準備はできた」と、手応えをつかむ一戦となった。
カージナルスのトミー・エドマン、パドレスのキム・ハソンと、MLB所属選手を1、2番に置く打線。豪快なイメージの半面、4点リードの八回にはスクイズを指示。手堅い野球で得点を重ねた。
6日の日本対阪神戦では大谷が衝撃的な2本塁打。ガンチョル監督が「やはりパワーがすごい」と舌を巻くと、エドマンは「大谷が打つのはアメリカでも日本でも見ている」と驚かなかった。「われわれはオーストラリア戦に集中したい」と同監督。因縁深い日韓戦の前に、まずは初戦に全集中する。