大谷翔平が圧巻のピッチング キレ抜群スライダーに真砂ビックリ!思わずのけぞる 二回には160キロ

 力投する大谷(撮影・吉澤敬太)
 2回を投げ終え、ウインクする大谷(撮影・吉澤敬太)
 2回、大谷が160キロをマーク(撮影・棚橋慶太)
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 「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、日本代表-中国代表」(9日、東京ドーム)

 大谷翔平投手が先発マウンドに上がり、初回を三者凡退に抑えた。

 投球練習ではスタンドから1球ごとに大きなどよめきがわき起こる異様な緊張感となった東京ドームのマウンド。初球に157キロを計測すると、先頭をスライダーで空振り三振。続く左打者もスライダーで遊ゴロに仕留めた。

 昨季までソフトバンクに在籍した真砂は、初球に投じた内角スライダーに驚き、思わず体をのけぞらせる場面も。最後は三ゴロに仕留めて初回を無難に立ち上がった。

 1点を先制した直後の二回は160キロをたたき出して東京ドームが大きくどよめいた。ストライク先行の投球で2三振を奪うなど、あっさりと三者凡退に斬った。

 大谷はエンゼルスのキャンプに参加していた米国時間2月28日に、アスレチックスとのオープン戦に登板。2回1/3を無安打無失点、2三振。最速158キロをマークし手応えを得て帰国していた。

 「基本的にどの球も良かったんじゃないかと思います」と語っていた大谷。順調な調整を経て、東京ドームのマウンドに上がった。

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