ヌートバー死球場面が物議 睨んだ姿を韓国紙批判「無死一、三塁でわざわざ当てる投手いない」日本ファン反発「筋違い」

 10日に行われた野球のWBC1次ラウンド・韓国戦で、六回に日本代表「侍ジャパン」のラーズ・ヌートバー外野手が背中に死球を受けたシーンが日韓で物議となっている。

 一瞬、投手をにらむようなしぐさを見せたヌートバーについて、韓国メディア「OSEN」は、KBSで解説を務めた韓国人初のメジャーリーガー、パク・チャンホ氏のコメントとして「あんな姿を見せてはダメだ。わざと当てたわけじゃない。メジャーにまでいった選手があんな姿をみせてはいけない」と、報じた。「スポーツ朝鮮」は「バットを投げて不快感を露骨に表し、ずっと投手を挑発した。2点ビハインドの無死一、三塁でわざわざ打者に当てる投手はいない。意図的挑発で投手の心理を揺さぶった」と、批判的に報じた。

 日本のSNSでは韓国投手が謝罪の態度をみせなかったことを挙げ「帽子とらないからだ」、「痛いんだから、睨んだって不思議はない」、「筋違い」と、指摘が相次ぎ、ツイッターでは「ヌートバー批判」がトレンド入りした。また、その後、大谷翔平にもあわや死球の場面があったことにも怒りの声があがっている。韓国は初戦のオーストラリア戦で3つの死球を出しており、ヌートバーへの死球が今大会2試合目にして、4つ目の死球だった。

 ヌートバー自身は試合後のお立ち台では笑顔。死球について問われると「ちょっと凝(こ)ってたところに当たったのでちょうど良かった」と語り、東京ドームのファンをほっこりさせていた。

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