「カーネクスト　２０２３　ＷＢＣ１次ラウンド　東京プール、日本代表１０－２チェコ代表」（１１日、東京ドーム）

　初出場のチェコ代表は逆転負け。初黒星を喫し、１勝１敗となった。

　プロ組織はなく、アマチュア選手で構成されるチームだが、初回に佐々木朗から先制。先発のサトリアは１２０キロ台の直球と遅球を織り交ぜ大谷を３球三振に仕留めるなど、インパクトを残した。

　試合後にはチーム全員で侍ジャパンの選手に敬意。帽子を取り、拍手を送って祝福した。さらに、満員の観客席にも帽子を取って感謝の思いを示すなど、爽やかな印象を残した。日本のファンからは大きな拍手がわき起こった。

　試合中には大谷を三振に取った試合球をもらったサトリアがベンチ内で喜ぶ姿も。多くの選手が佐々木朗のヒーローインタビューを見守るなど、試合の余韻を楽しんでいる様子だった。チェコ応援団からは「佐々木コール」もわき起こった。

　初出場のチェコは、初戦の中国戦に歴史的勝利。１２日は韓国と対戦する。