村上宗隆 3試合目、15打席目の初安打に「長かった」明かした不振の原因は国際大会の「ゾーン」

 8回、右前打を放ち、塁上で笑顔を見せる村上(撮影・吉澤敬太)
 8回、右前打を放つ村上(撮影・金田祐二)
 2回、三振に倒れ、うつむく村上(撮影・吉澤敬太)
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 「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、日本代表10-2チェコ代表」(11日、東京ドーム)

 村上が八回に右前打を放ち、今大会初安打をマークした。打球が一、二塁間を破り、一塁に到達すると塁上で少し安どの表情を浮かべた。

 「そろそろ打ちたいなと思っていた。ここまで打てなくて、いろんな方に喜んでもらえた。僕自身もホッとしました」

 ベンチでは記念球を手渡されたが「あれはダミーでした(笑)」とイジられたことを激白。ノーヒットが続いた中でも大谷からは「(進塁打とか)そういうのが大事だよ」と言われていたという。

 3試合目、15打席目で飛び出した初安打。「長かったですね。周りの気遣い?すごく嫌でしたね。なかなかチームでも味わうことないですし。逆に打てよ!って言われた方が楽でした」と激白した村上。「ストライクゾーンがつかめていなかった。そういう揺らぎもあった」と国際大会特有の課題が打棒を苦しめた要因になった。

 「ここを変えなきゃいけないんじゃないかとか不安な気持ちにもなった。そうならないように、映像を見ながら、自分自身を持ってやっていきたい」と力を込め、4番については「僕しか打ってない打順。この経験を生かしながら貢献できるように」と語った。

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