ダルビッシュ 誠也ユニ“無敵ハチマキ”意図説明「遊び心あっていい」若手と楽しむ「09年は自分のことだけやっていた」
「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、日本代表7-1オーストラリア代表」(12日、東京ドーム)
精神的支柱としてもチームをけん引しているダルビッシュは4連勝での突破に、「みんな楽しそうで、結果も出て良かった」と笑顔。好調な打線について「大谷選手中心に皆負けないぞという気持ちが出ていると思うし、つながって打線もいいと思います」と頼もしそうに語った。
合宿からチームの雰囲気を和ませてきた右腕。試合前のベンチには直前にわき腹を痛めて辞退した鈴木誠也外野手のビジターユニホームが掲げられたが、佐々木、宮城、ダルビッシュらがわき腹付近に何かを貼り付ける様子が見られた。
輪がほどけると、負傷箇所に「無敵」と書かれた日の丸ハチマキが。前日までのストライプのホームユニホームに絆創膏が貼られていたが、この日、ダルビッシュが自らのツイッターで「ついにバレてしまいました」と“犯行”を自白していた。
ファンの盛り上がりも意識しているようで、「あれはユニホーム、テレビ映ることもあると思うので。ファンの方もそういうのを見てただユニホームより、あったら面白いかなと。遊び心あっていいと思います」と笑った。
世界一になった09年との比較を問われ、「人間的に当時と全く違うので。当時は先輩の影に隠れて自分のことだけやっていたので。今はチーム全体を見ながらコミュ取りながらやっているので、また違う楽しみ方ができていると思います」とうなずいた。