侍・湯浅 貫禄の2戦連続0封 大勢と初“ガチアツ”リレー「よかったっす」
「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、日本代表7-1オーストラリア代表」(12日、東京ドーム)
初戦の9日・中国戦に続く2度目の登板となった湯浅は、すでに侍の風格に満ちていた。「あまり調子は良くなかったですが、とりあえず0点で抑えられたのでよかった」。八回に登板。1死から遊撃内野安打と四球で一、二塁とされたが、後続は中飛と二ゴロ。2試合連続無失点で切り抜けた。
同学年で仲の良い大勢から受けたバトンを無失点でつないだ。昨年11月10日の強化試合・オーストラリア戦、今年2月26日の壮行試合・ソフトバンク戦では湯浅から大勢への“アツガチ”継投だったが、この日は初の“ガチアツ”リレー。「初めてですね。よかったっす!」と声を弾ませたが、すぐに「自分たちの仕事は、どんな状況でも0で帰ってきてチームに貢献すること」と表情を引き締めた。
1次リーグ首位突破に貢献し、準々決勝に挑む。「ここからは負けられないので、全勝で世界一を取れるように」。若い力を結集して頂点に挑む。