佐々木朗希 チェコ代表へのお菓子謝罪、大きな反響に恐縮「そういうつもりではないので」「チェコの方たちがいい人だった」
侍ジャパンの佐々木朗希投手が15日、東京ドームで行われた練習後に取材対応。死球を当てたチェコ代表・エスカラに後日、お菓子を持って謝罪した裏話を明かした。
佐々木朗は行動が大きな反響を呼んだことに「そういうつもりではないので…。チェコの選手がすごくいい人たちで、試合中もああいう感じで。チェコの方がいい人たちだった」と恐縮しきり。
チェコのハジム監督が佐々木の粋な計らいに「本当にジェントルマン、紳士のプレーだと思う。朗希さんはこんな温かい心遣いをしていただいて、本当に素晴らしかった」と語ったことにも、「いやいやいや、チェコの人たちが受け入れてくれたので。許してくれてありがとう、という感じです」と謙遜した。
初出場のチェコは、大会中も野球に注目が集まった。佐々木朗は「チェコに限らず、野球がたくさん広まってくれたら」と思いを語った。
佐々木は11日のチェコ戦でエスカラに強烈な死球を献上。苦悶の表情を浮かべていたエスカラだったが、一塁へと歩き、すぐさまダッシュして見せた姿にチェコ、日本の両ファンが心を奪われていた。