手負いの源田がダメ押し適時打!右手小指骨折、全治3カ月でも内角高めの直球を右前へ ファン大歓声

 7回、右前適時打を放ち雄叫びをあげる源田(撮影・堀内翔)
 7回、右前に適時打を放つ源田(撮影・吉澤敬太)
 3回、デルジオの遊ゴロをさばく源田(撮影・吉澤敬太)
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 「カーネクスト 2023 WBC準々決勝ラウンド 東京プール、日本代表-イタリア代表」(16日、東京ドーム)

 右手小指を骨折しながら、スタメン出場した源田が七回に右前適時打を放った。手負いの侍戦士が価値ある一打を放ち、東京ドームは大歓声に包まれた。

 初球にセーフティーバントの構えを見せたが、ファウル。それでも追い込まれてファウルで粘り、内角高めの直球をきれいにはじき返した。

 守備では無難に遊ゴロをさばき、スローイングも安定。その度に東京ドームは大歓声に包まれた。全治3カ月の重傷を負いながらも、驚異的な回復力でゲーム復帰した源田。15日の練習で「患部は気にならないです。結構、良い打球も多かったので。守備も問題ないかと思います」と語っていた気迫の男に、スタンドは惜しみない拍手を送っていた。

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