「カーネクスト　２０２３　ＷＢＣ準々決勝ラウンド　東京プール、日本代表９－３イタリア代表」（１６日、東京ドーム）

　ラーズ・ヌートバー外野手は準決勝進出に喜びを爆発させた。

　「最高でした！」と第一声を発し「ショウヘイがいい投球をしてくれて、チームのためにバントも決めてくれて。他の選手もよく打ってくれて、チーム一丸で勝てました」と笑みを浮かべたヌートバー。試合前の円陣では１０日の韓国戦に続いて２度目だったが「コーチがやってくださいと言われてたので、世界一のピッチャーが投げてますし、勝ってアメリカに行くと言う思いを通訳がいい形で伝えてくれました」と語った。

　プレーでも初回先頭の第１打席で安打を放ち、大谷がピンチを迎えた場面では中堅からの力強いスローイングで三塁走者を釘付けにした。全力プレーで東京ラウンド全５試合を戦い抜き、アメリカへ戻るたっちゃん。「日韓戦の伝統的な雰囲気が一番印象に残っている」。世界一まであと２試合、頼れるリードオフマンが侍ジャパンを引っ張る。