大谷翔平の鮮やかバントに誰もが驚き!? 岡本「みんなビックリしてました」敵将も「驚きでした」

 3回、バントを決める大谷(撮影・棚橋慶太)
 3回、セーフティーバントを決め一塁へ駆け込む大谷(撮影・金田祐二)
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 「カーネクスト 2023 WBC準々決勝ラウンド 東京プール、日本代表9-3イタリア代表」(16日、東京ドーム)

 先制機を作った大谷翔平投手(28)のセーフティーバントに、全員が驚きのコメントを残した。

 場面は三回1死一塁。初球にセーフティーバントを敢行すると、白球はマウンドと三塁線のちょうど間に。「極端な守備シフトだったので。理想はもうちょっと強めに、確実に一、二塁を作るバントが良かったんですけど」と投手に捕られたが、逆に悪送球を誘って一、三塁と好機を拡大した。

 これには岡本も「ビックリしました。みんなビックリしてましたよ」と侍ジャパン側の様子を明かした。三塁ベンチのイタリア代表、マイク・ピアザ監督も「驚きでした。大谷は我々のプレー(シフト)を瞬時に理解して、それに抗おうとした。素晴らしいプレーヤーです」と脱帽した。

 テレビ中継の解説を務めた松坂大輔氏も「ピッチャーは虚をつかれたというか。やるタイミングもばっちりだったんじゃないですかね」と評した。ツイッターでも「裏かいた」「逆手に取った」「もう神よ」と大盛り上がり。この試合を見ていた誰もが裏をかかれたワンプレー。この「工夫」が侍ジャパンを準決勝進出へ導いた。

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