夢対決ある?VSトラウトに大谷翔平「特別なことの中でトップにいる選手」救援で激突の可能性

 「WBC準決勝、日本代表6-5メキシコ代表」(20日、マイアミ)

 試合後、大谷翔平投手が決勝の米国戦に向けて思いを明かした。注目はエンゼルスの同僚でMVP経験があるマイク・トラウト外野手との対決だ。

 大谷は「エンゼルスの選手たちはこれまでも何人か対戦してきましたけど、特別ですよね。普段は仲間として戦ってますし、お互いのことを知ってて、お互いが代表としてプレーする。特別なことの中で、トラウトというのはトップにいる選手。日本人にとってもアメリカ代表とやるのは特別なことだと思います」

 また登板の可能性についても「源田さんもそうですけど。みんないっぱい、いっぱいできている。できることを一生懸命。それが投げることなのであれば、一生懸命やりたいと思います」と意欲を示した二刀流。栗山監督は大谷のリリーフ登板について「可能性はゼロではない」と語っており、当日の体の状態を見ながら判断していく方針だ。

 トラウトは今年2月のキャンプイン時に「長年にわたっていい関係を築いている」と語っていた。シーズン終了後に大谷がFAとなることについては「本人の気持ち次第だが、僕にやれるだけのことをして引き留めたい」と交渉役も買って出たほどだ。

 試合終盤に大谷VSトラウトのMVP対決が見られるか-。日米、そして世界の野球ファンを熱狂の渦に巻き込みそうな最終決戦が日本時間22日朝に待っている。

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