大谷が円陣で仲間にゲキ「憧れるのをやめましょう」「トップになるために来た」
「WBC決勝、日本代表-アメリカ代表」(21日、マイアミ)
大谷が試合前の円陣で声出しを担当した。侍ジャパンの公式ツイッターがロッカールームでの円陣の様子を投稿。栗山監督に指名され、大谷が決勝での大役を務めた。
輪の中心に笑顔で立ち、こう話した。
「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、センターを見たら、マイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば、誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは憧れてしまったら越えられないんで。僕らは今日、越えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さぁ、いこう!」
この言葉にナインは奮い立ち、大声で呼応した。牧はガッツポーズし、試合前の結束を高めた。