大谷翔平がMVP!WBCトロフィーを手に選手のもとへ 感動の表彰式で天にかかげる
「WBC決勝、日本代表3-2アメリカ代表」(21日、マイアミ)
大谷翔平投手がクローザーとして1点リードの九回からマウンドに上がり、無失点で試合を締め、3大会ぶりの世界一へ導いた。試合後はMVPも発表され、大谷が選出された。
九回のマウンド。先頭・マクニールとの勝負はフルカウントまでもつれ込み、四球で歩かせてしまったが、次打者を二ゴロ併殺打に仕留めると、マウンドで吠えた。
2死から迎えたのはエンゼルスの同僚・トラウト。両国代表の旗手同士のラストバトルとなったが、カウント1ボールから160キロで空振りを奪う。ここから160キロを連発し、カウント2-2からの164キロはファウル。最後は140キロの変化球で空振り三振に仕留めた。その瞬間、大谷はマウンドで飛び跳ね、栗山監督と熱く抱き合った。
試合後の表彰式ではMVPの楯を受け取り、笑顔で記念撮影。そしてWBCのトロフィーも受け取り、手にした際には「お~っ」というような表情を浮かべていた。