侍・村上 泥だらけユニでマウンド向かう大谷の姿「夢のようなシーンでした」 槙原氏も「しびれた」
WBCで世界一を奪還した侍ジャパンは、23日、メジャー組を除く選手と監督、コーチが帰国し、優勝会見を行った。村上宗隆内野手(23)は大会で印象に残った場面との質問に、アメリカ代表との決勝で、泥だらけのユニホームで、九回にブルペンからマウンドに向かう大谷の姿を挙げた。
「大谷さんが七回に内野安打で出て、すごい走塁をした後にブルペンに戻って。ブルペンからマウンドに1人で歩いてくる、あのシーンっていうのは…。(審判への)リクエスト(リプレー検証)で1回ベンチの中で見てたんですけど。やっぱり、ユニホームが汚れながらもマウンドに行く姿勢は、本当に夢のようなシーンでした」と振り返った。
決勝では「3番・DH」でスタメン出場し、クローザーとして胴上げ投手となった大谷。七回1死から迎えた第4打席では全力疾走で内野安打をもぎとっていた。
WBCでTBSの解説を務めた元巨人投手の槙原寛己氏も24日、TBS「ひるおび」で「映画見てるみたいだった。リクエストかかってたんで、大谷選手、ゆっくり歩いてくる。実際見てて、しびれましたね。クローザーがユニホーム泥だらけ、ってあんまりないんですよ。それが二刀流の証しというか」としびれた表情で語った。