日本代表「侍ジャパン」の３度目の世界一で幕を閉じたＷＢＣの決勝で大谷翔平と劇的な結末を演じたアメリカ代表、マイク・トラウトの妻・ジェシカさんが２４日、自身のインスタグラムを更新。主将としてアメリカを力強くけん引した夫を愛のある言葉でねぎらった。

　ＷＢＣを振り返る動画とともに「この数週間は、私たちが決して忘れることができない思い出です。今までも言ったけど、もう一度言います。今までの野球の日々で一番楽しかった。国のためにプレーし、応援している時の気持ち！私の夫とチームＵＳＡの素晴らしい男たちを誇りに思います」と、偉大なチームをけん引した夫とチームメートをたたえた。

　代表チームの選手の家族とも交流を深め「素晴らしい妻たちと彼らの可愛い子供達。再会して一緒の時間を過ごせたことも言うまでもありません。本当に素晴らしかった」と、振り返った。

　トラウトと大谷はエンゼルスに戻り、ともにシーズンを戦う。「２０２３年シーズンが始まります。頑張れ！エンゼルス！」と、天使の絵文字付きでエールを送った。

　夫への愛、代表チームへの敬意、そして所属チームへの思いが込められた投稿に、コメント欄では米国のファンから「あなたの夫を私たちの国のキャプテンとして誇りに思う」と称賛が並び、日本からも「翔平の素晴らしいチームメートでいてくれてありがとう。あなたの家族は本当に美しい」、「マジでカッコ良かった。シーズンも変わらず応援してます。日本より」との声が寄せられていた。

　ジェシカさんは小学校の教師で、１７年に長年交際していたトラウトと結婚。２０年に第１子のベッカム君が誕生している。