WBCホームランキャッチで侍J苦しめたメキシコ代表 腕組みどや顔の裏で感謝つづる
WBC準決勝のメキシコ戦で、五回に岡本和真内野手のホームラン性の当たりをレフトフェンス際でスーパーキャッチしたランディ・アロザレーナ(レイズ)が23日に自身のインスタグラムを更新し、感謝の思いを伝えた。
掲載したのはアロザレーナとみられる少年がグローブを持って友人と肩を組んでいる画像。スパイクは砂だらけになっている。「時は過ぎていく。毎日、神に感謝しなければいけない」と真摯(しんし)な思いをつづった。アロザレーナはキューバ出身で、メキシコに亡命。メキシカンリーグからメジャーリーグに移った苦労人でもある。画像はキューバ時代のものとみられる。
日本との準決勝では、岡本のホームランと思われた打球をフェンスの上でキャッチ。お得意の腕を組んだポーズでこれ以上ないくらいのどや顔を見せた。さらに、吉田正尚の同点3ラン直後の八回には、右越えの二塁打で出塁。勝ち越しのホームを踏むなど、大いに日本を苦しめた選手だった。
ほかの投稿ではメキシコのメンバーと盛り上がる姿や、塁上で腕組みポーズを披露するショットも掲載している。