大谷VSトラウトの至高の対決も米新ルールなら無粋な決着? 米識者が訴え ピッチクロック「接戦九回は排除すべき」

 今季からメジャーリーグで「ピッチクロック」について、MLB公式ラジオ番組でコメンテーターなどを務めるCJ・ニトコウスキ氏が自身のツイッターで、重要局面での排除を求めた。

 WBC決勝での大谷翔平対トラウトの究極対決の動画で投球間の時間をカウントした動画とともに「MLBが接戦の九回(私としては3点差以内)でピッチクロックを排除することを望んでいます。クロックは必要だとは思うが、この瞬間に急ぐ必要はありません。ここでの投球は(新ルールでは)すべて明らかな違反です」と指摘。当初は投球が捕手のミットに収まってからのカウントにしてしまっており、指摘を受けて動画を再投稿。大谷が受け取ってからのカウント動画を投稿。すべての投球が「21秒~30秒の幅だった」とした。

 ピッチクロックは投手がボールを受け取ってから投球動作に入るまでの制限時間で、走者なしの場合は15秒以内、走者ありの場合は20秒以内。できない場合はボールが宣告される。また打者の場合は制限時間の8秒前までに投手に注意を向けなければならない。できなければ、ストライクが宣告される。

 大谷はWBC後にマイナー試合に登板。シーズン開幕に向けて、ピッチクロックの確認を入念に行った。

 SNSでは「あの空気感を含めて野球。ピッチクロックがあったら、あの名勝負は生まれていない」、「やっぱり30秒は欲しい」、「レギュラーシーズンならともかく、プレーオフなどではない方がいいかな」と、様々な意見が寄せられていた。

編集者のオススメ記事

WBC最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス