栗山監督 “ラストミーティング”での謝罪「嫌な思いをさせた、勘弁してください」が話題に ファン感動「こんなん泣く」
野球日本代表 侍ジャパンの公式ツイッターやインスタグラムが29日に更新され、WBCで14年ぶりの優勝を果たした後、解散前に栗山英樹監督(61)が選手へ伝えた“ラストミーティング”が公開された。
一歩前に出て「えー、みんな、おつかれさまでした! これで、全員が顔を合わせることはないので」と切り出した栗山監督。「まずはスタートする時に言いましたけれど、これだけの素晴らしい選手が集まっているにもかかわらず、この大事な時期にちゃんと試合にずっと出ることができなかった選手もいたと思います。本当に嫌な思いをさせたと思いますけど、それは本当、勘弁して下さい。チームが勝つために一生懸命考えてやったことなので、勘弁して下さい」と謝罪。
「ただ、今回経験した事をチームに帰って、みんながシーズン頑張ってくれることを祈っています。今回本当に、日本中に野球の素晴らしさが伝わったと思います」と感謝した。
また「以前からジャパンは『野球の伝道師であれ』って思いがあるんですけど」と、日の丸を背負う思いを明かし「いろんな勉強をしたりとか、そういったものを是非チームに戻って広めてもらって。次の世代、子供達のためにも、是非伝えていって下さい」と話した。
続けて「本当に、嫌な思いをした選手には申し訳ない。勘弁して下さい。ただ、また是非こういう素晴らしいチームでみんなで集まって野球やりたいと思うので。本当に素晴らしい野球だったと思います。本当にありがとう。またみんなで元気に会いましょう」と締めくくると、選手たちも「ありがとうございました」と拍手で応えていた。
ファンからは「感動をありがとう」「こんなん泣くわ」「選手たちも分かっていると思うけど、あえて言葉にする栗山監督って素晴らしい」「大役お疲れ様でした」「言葉一つ一つに重みが」「素晴らしいスピーチ」「泣けてきます」と感動。
中には「一平さんの同時通訳かっこいい!」「一平さんさすがや」と、ヌートバーの隣で指揮官の思いを届ける水原一平通訳への言葉もあった。