侍J・栗山監督「俺、怪我したこと忘れるからね」 小指骨折の源田との熱きやりとり明かす 「出すサインは全部出した」

 日本代表「侍ジャパン」を率いて、WBCで日本を3度目の世界一に導いた栗山英樹監督が10日、日本テレビ「しゃべくり007」に登場。WBC後、バラエティー初出演を果たした。

 韓国戦で右手小指を骨折した源田壮亮内野手とのその後の起用を巡っての熱いやりとりを明かした。

 骨折翌日に源田と話した際に「この日の丸にどれだけの思いで来たか。自分の体どうなってもいいから、侍で勝つんです」と思いをぶつけられ、「小指なので、(自分も)野手なので多少無理してもという感覚はあったので」と、離脱させず、チームに帯同させることを決めた。「源ちゃん、分かった。でもそのかわり、俺、怪我したこと忘れるからねって言って」と、当時を振り返った。

 その後も源田は正遊撃手として、世界一に貢献。強い思いでプレーする源田にチーム全体から「わかってますよね、監督。絶対外さないですよねみたいな空気があった」と明かし、プレーし続けた源田については「すごいです。全部のサインを出せましたし。“これでバントだったら、右の小指大丈夫かな”と頭の中にありましたけど、出すサインは全部出しました。源ちゃんが出た方が勝つと思った」と、感謝してもしきれない様子だった。

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