イサキが絶好釣!
【船宿直送便・塚田とも子】イサキ入れ食い絶好釣 小湊「大栄丸」(デイリースポーツ指定船宿)
シーズン到来千葉県鴨川市小湊港の大栄丸では、イサキ釣りがスタート。出だし好調で、規定数の50匹に達する好釣果が出ている。
24日は、大和田彰船長の操船で午前5時過ぎに出船。クロムツ、アジからイサキのリレー釣り。最初は航程15分、小湊沖の水深125メートルでクロムツからアジを狙った。オモリ150号、フラッシャーサビキ8本バリ。クロムツはアタリなし。30センチ級の大アジが1人9匹釣れた。
場所を移動して、小湊沖の水深30メートルで7時からイサキを狙った。
片天びんにサニーカゴ、オモリ60号のコマセ釣り。船宿の仕掛けで、ハリス1・5号3メートル、3本バリ。付けエサはイカタンを使用。
食い活発で順調に釣果が伸びた。東京都北区の安藤達也さんが、規定数の50匹(25~33センチ)に達した。希望で10時に早揚がり。
安藤さんは「入れ食い状態で、3匹掛けもありました。小型はなく全部良型で30センチ超えの大型も入り、楽しめました」という。
安藤さんは料理も得意で、イサキのおいしい食べ方を教えていただいた。
「イサキ釣りはスタートしたばかり。この時季のイサキは、刺し身や煮つけもおいしいが、開いて振り塩をして2時間ほど干してから焼いて食べると、味にこくが出ておいしい」と説明する。
「ナメロウと言えばアジが定番だが、イサキのナメロウもおすすめです。大葉と長ネギ、おみそを入れ、これにミョウガを加えると味がガラッと変わって、おいしくなる。ぜひ試してみてください」
大栄丸では、アジからヤリイカのリレー釣りも出船中。ヤリイカは30~45センチの大型交じりで楽しめる。
大和田船長は「イサキの食い良く、規定数の50匹に達しました。大型も結構入り、数、型ともに期待できそうです。状況によりヤリイカからイサキのリレー釣りもやります。今のところ、ともに航程15分の近場で釣れていて楽しめそうです」という。▽大栄丸=TEL090・3435・0083。