大型アナゴ53センチ

 【出漁ルポ・塚田とも子】 今年は期待大!!つ抜け4人の好釣果続出!! 鶴見「隠居屋」(デイリースポーツ指定船宿)

 味覚でも人気高い

 ファン待望の夜アナゴ釣りがシーズンに入った。東京湾のアナゴは美味で知られ、味覚の面でも人気が高い。4月28日、デイリースポーツ指定船宿の鶴見「隠居屋」にお邪魔すると、つ抜け(10匹以上)が船中4人もいて、好釣果続出!今年は期待できそうな状況だ。

 午後5時15分、関口信次船長の操船で出船。木更津沖の水深15メートル前後を狙った。私の釣り座は右舷胴の間。

 1・2~1・5メートルの先調子で硬めの竿に、スピニングか両軸リール。PEライン1・5~2号に赤か緑のケミホタルを付ける。ハリは流線11号のアナゴ仕掛けで、1~2本バリ。エサはアオイソメを縫い刺しにして5~6センチ垂らす。

 船長の合図で釣り開始。早々に右舷前から2番、東京都小平市の野口淳さんが良型アナゴを釣った。その左隣で神奈川県南足柄市の高橋浩さんも「いきなりガツガツと来て釣れた」と笑顔を見せる。

 私にもブルブルッと来たが、ばらした。

 「アタリが来たら、即アワセ。合わせないと釣れないよ」と船長にアドバイスをもらって、この後、良型アナゴが釣れた。途中、全体の様子を見て回ると、私の右横で渋谷区の高垣千尋さんが11匹!左舷ミヨシの人も10匹釣れていて驚いた。

 竿頭は、左舷胴の間で15匹の好釣果をあげた横浜市の安達浩一さん。「1日中、風と潮の流れが逆で釣りにくかったが、アタリはよく出た。アナゴの竿頭は、初めてだからうれしい。アナゴはおいしいので家族も喜んでくれます」と言う。

 全体で30~53センチが4~15匹!!

 53センチの大型アナゴを釣ったのは、川崎市の山口勝さん。数も13匹の好釣果だった。

全体で、つ抜けが4人もいて好釣果続出。全体の釣果は、30~53センチのアナゴが4~15匹、まんべんなく釣れて楽しめたようだ。

 ▽隠居屋=TEL045・501・1107。シロギスは午前7時、夜メバル・カサゴ、夜アナゴは午後5時15分、土日祝日出船。

 船長の話「オモリを底に着けて小突いて、ガリガリとかモゾモゾッ、フワッ、など違和感があったら即アワセです。エサが小さくなったら新しいエサを付け足してください。日中は暑くても夜は寒いから防寒の用意をしてください」

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