五輪目指し四国で女子高生ラガー奮闘
2013年5月2日
父・計秀さんがコーチを務める高松北に入学を決めた。３歳上の兄・脩斗さんも同校ＯＢで、１年時に控えのプロップで花園に出場。母・紀子さんは元体操選手で、全国大会出場の経験がある。アスリート一家に育ったこともあり、高木智監督は「伸びる可能性は十分にある」と期待している。
男子部員と一緒に練習をする。体力差があり走り込みや、直接的に体をぶつけ合うタックルには「正直キツい」と苦笑する。「話し相手にも少し困っています」と言うが、「毎日、自分が上達しているのが分かるから楽しい」とへこたれることはない。
最初の目標は“女子の花園”出場だ。毎年、年末から年始に行われる全国高校ラグビー選手権の開会式後に、花園第１グラウンドで女子の東西対抗戦が行われている。「頑張ってそこに選ばれるような選手になりたい。そして、いつかは…」。険しい道のりの先にある夢舞台に思いをはせている。
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