川内困惑?“偽物”とツーショット実現
世界陸上選手権大会(8月・モスクワ)男子マラソン代表の公務員ランナー・川内優輝(26)=埼玉県庁=の“偽物”が4日、出現した。この日、本物の川内は春日部大凧マラソンのハーフマラソンにゲストとして出場。オープン参加扱いだったが、最後尾から5761人を抜きさって、10位でゴールし、その実力を見せつけた。
しかし、会場内にはもう1人の川内優輝がいた。ものまね芸人のM高史が、胸に「埼王県庁」と書かれた川内そっくりのユニホーム姿で登場。
駒大陸上部出身、マラソンの自己ベスト2時間40分という“偽川内”は、月3本のゲストランナーの仕事が入るなど、川内の人気に完全に便乗。見かねた運営関係者から叱責される場面もあったが、「(埼王県庁に)モザイクか、文字を変えて対応したい。ユニホーム、もう1着作っちゃっているので。今年の目標は川内さんの再現VTRに出演すること」と、まるで懲りた様子はなかった。
レース後には本人と対面し、夢?のツーショットが実現したが、川内本人は微妙な表情。「パロディーというか、風刺というか。公認?公務員が公認しちゃいけないと思うんで…」と困惑していた。