「ツールドフランス」の名に恥じぬよう
世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの名を冠した自転車競技大会を10月26日に開催するさいたま市の清水勇人市長(51)は10日、開催中のツール・ド・フランス第11ステージのゴール、同国西部モンサンミシェルで記者会見し「名前に恥じない素晴らしい大会にしたい」と語った。
大会名は「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」。埼玉県が全国トップレベルの自転車保有台数を誇ることから「環境と健康にいい自転車競技の普及のためシンボルとなる大会を」(清水市長)と誘致を実現した。
さいたまクリテリウムには日本人として唯一ツール・ド・フランスに参加している新城幸也選手や上位入賞者ら約50人が参加。1周2・7キロの周回コースを使い3種目を実施。コース周辺でもさまざまなイベントが予定され市は約30万人の動員と約47億円の経済波及効果を期待している。