体操・村上「H×H」で金メダル狙う
日本体操協会は9日、都内で世界選手権(9月30日開幕、アントワープ)出場する体操、新体操、トランポリン日本代表の壮行会を開催した。
体操女子の村上茉愛=まい=(17)=池谷幸雄体操倶楽部=は、先日の高校総体の床で、現在の最高難度であるH難度の技を2つ組み込む構成を成功。世界選手権ではさらにこの2つの大技のほかに、さらに難度を示すDスコアを上げた構成に挑む予定で「総体でやりたい演技ができたので、もう少し難度を上げてみたい」と、意気込んだ。
女子では2つしかないH難度チュソビチナ(伸身ムーンサルト)、シリバス(後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり)の使い手として、世界からも注目を集める17歳は「自信を持って、金メダルを目指して頑張りたい」と、力強く言い切った。