木崎、粘りの走りで4位も「悔しい」

 「世界陸上」(10日、モスクワ)

 女子マラソンが行われ、ロンドン五輪代表の木崎良子(28)=ダイハツ=が2時間31分28秒で4位入賞を果たした。

 銅メダルの福士加代子(31)=ワコール=に次ぐ4位となった木崎は「正直、悔しい。前半から先頭につかなかったのが甘かった。走っているときに、応援に来てくれた家族のことが何回も(頭に)浮かんだ」と思いをはき出した。20キロは9位で通過。そこから一人ずつ抜いていった。ロンドン五輪では16位に終わり、1日2度だった練習を3度に増やした。左手で箸を使うなど地道な努力で体の左右のバランスを整えてきた。

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