五輪招致へ出陣式 太田「人生懸ける」
2020年五輪招致を目指す東京招致委員会は23日、9月7日に開催都市を決定するブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会(IOC)総会に向け、都庁で会見と出陣式を行った。
アスリートを代表してプレゼンテーションの場に立つフェンシングの太田雄貴(27)=森永製菓=は「五輪と同じく人生を懸けて臨みたい」と、気合十分。同じくプレゼンテーターで、アンバサダーの滝川クリステル(35)も「クールな東京の魅力を、熱く情熱的に伝えたい」と意気込んだ。
会見後に行われた出陣式には安倍晋三首相も出席。先日の文科省の調査で五輪開催の支持率が92%だったことに触れ「私たち政治家にとって夢のような支持率」と笑わせながら「2020年TOKYOのアナウンスを響かせましょう」と、呼びかけた。また、スペシャルアンバサダーのドラえもんも登場し「僕のポケットのようにワクワクやドキドキがたくさんつまった大会になるといいね。僕もどこでもドアで現地に行きたいな」と、エールを送った。