「全米OPテニス」(26日、ニューヨーク)
女子シングルス1回戦でクルム伊達公子(42)=エステティックTBC=はパウラ・オルマエチェア(アルゼンチン)にストレート負けし、18年ぶりの全米での勝利はお預けとなった。20歳の相手に打ち負け「パターンが読みづらい。それに苦しめられた」と顔をしかめた。痛みを抱える右アキレスけんは、痛み止めの薬とテーピングで持ちこたえたが、「サーブもショットも崩れていた」と感覚が悪いままだった。08年の現役復帰後、四大大会で全米の白星がない。「相性が悪いわけではないが、昔から結果が出ないところがある」と肩を落とした。