奈良「めっちゃ、うれしい」初白星
「全米OPテニス」(26日、ニューヨーク)
女子シングルス1回戦で予選を突破した世界ランク109位の奈良くるみ(21)=大産大=は73位のアレクサンドラ・カダントゥ(ルーマニア)を下し、全米初勝利を挙げた。
四大大会では2010年ウィンブルドン選手権以来3年ぶりの初戦突破に「めっちゃ、うれしい。いいテニスができた」と笑みを浮かべた。フットワークの強化に取り組み、プレーの幅が広がったという。格上相手に第1セットの第3ゲームから集中力が高まり「ゾーンに入っていた」と11ゲームを連取し、約1時間で圧倒した。
2回戦では初戦と同じルーマニアの第19シード、チルステアと当たる。21歳のホープは「ここまで来たからにはもう一つ頑張りたい」と気合を入れた。