沙羅、サマーGP連覇へ手応え

 ノルディックスキー・女子ジャンプの全日本チームは27日、長野県白馬村で行われている合宿を公開。昨季W杯年間総合王者の高梨沙羅(16)=クラレ=は、2季連続のサマーグランプリ制覇への手応えを口にした。

 ここまで高梨は、グランプリジャンプでの優勝はないが、2戦合計で125ポイントを記録してランキング首位。夏の2連覇に向け、自身は「結果は後でついてくるもの」と気にかけないが、調子については「昨季の冬に比べると安定感が出ていないが、昨年の夏に比べると安定感は出ている。(残りの試合も)自分の納得できるジャンプをしたい」と語るなど成長を実感している。

 この日の記録会では、白馬ジャンプ台(HS98メートル、K点90メートル)で1回目が95・5メートル、2回目に92メートルとトップの記録をマーク。約4カ月後に迫るソチ五輪。「やれることをやって、目の前の一戦一戦で自分のベストを尽くしたい」。五輪初代女王の期待がかかる16歳は、充実の夏を過ごしている。

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