東芝、白星発進 広瀬が100試合出場

 「ラグビー・トップリーグ、東芝10-8キャノン」(31日、秩父宮)

 B組では昨季準優勝の東芝がキヤノンを10‐8で振り切り、白星スタート。A組では昨季4強の神戸製鋼がNECに28‐26で逆転勝ちした。ほかのB組は、3季ぶり優勝を狙うパナソニックが近鉄に46‐0で大勝。トップリーグに復帰したコカ・コーラウエストはリコーと27‐27で引き分け、ヤマハ発動機は復帰のクボタを38‐28で下した。

 東芝は3シーズンぶりの優勝へ、苦しみながらも白星スタートを切った。前半に2トライを奪いながら、後半はキヤノンの前進に後手に回って守勢一方だった。和田監督は「守備の時間が長く、反則も多かった」と反省の弁。リーグ19人目の100試合出場を達成したWTB広瀬も、「メンタル面でしんどい試合にしてしまった」と振り返った。

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