2020年夏季五輪の東京招致団として、昨年のロンドン五輪に出場した体操の田中理恵(日体大教)や競泳の入江陵介(イトマン東進)が4日(日本時間5日)、国際オリンピック委員会(IOC)総会の開かれるブエノスアイレスに到着した。
6月にスイスでのプレゼンテーションで発言するなど招致活動に貢献してきた田中は、長旅でやや疲れた表情ながら「いよいよだなという気持ち。日本の絆やチームワークをアピールしたい」と話した。入江は「現役アスリートとして、東京の良さを伝えたい」と、引き締まった面持ちで語った。フェンシングの千田健太(ネクサス)やレスリング金メダリストの小原日登美さんも現地入りした。