萩野が瀬戸下しV 世界水泳の雪辱に弾み
「日本学生水泳」(7日、広島市総合屋内プールなど)
男子200メートル個人メドレーなどが行われ、同種目の世界選手権銀メダリストの萩野公介(19)=東洋大1年=が、1分56秒64で優勝。同選手権の400メートル個人メドレーの覇者である瀬戸大也(19)==早大1年=を下し、大会最終日となる8日での400メートル個人メドレーでの“リベンジ”に向けて弾みを付けた。
本来ならば瀬戸が得意とする第一泳法のバタフライからリードした萩野は、そのままトップを譲らず独泳状態。自らが持つ日本記録には及ばなかったものの、大会記録を大幅に更新する泳ぎを見せたが、「最後の自由形を少し余裕を持って泳いだので、(1分)55秒台が出るかなと思ったんですけど」と淡々と振り返った。自身がもっとも得意とする400メートル個人メドレーに向けても「日本記録を狙いたい」と力強く語った。