レスリング新階級の検討チームを設置へ

 国際レスリング連盟(FILA)のラロビッチ会長は15日、2016年リオデジャネイロ五輪以降の新階級についてFILAの技術や選手、コーチなど各委員会の代表者で構成する検討チームをつくり、10月末までに案を決めることを明らかにした。16、17日の理事会でチーム設置を決める。

 ラロビッチ会長は「各委員会からの意見をまとめて決めたい」と述べ、11月には国際オリンピック委員会(IOC)に提示する。

 新階級は来年の世界選手権では実施せず、五輪出場枠が懸かる五輪前年の大会で採用する方針。「新階級は五輪だけの話。リオ五輪後の17年に中核競技に戻れるようにさらに改革を進めたい」と意欲を示した。16年五輪では女子を現行の4階級から6階級に増やし、男子のグレコローマンスタイルとフリースタイルをそれぞれ7階級から6階級に減らす。

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